コールブリューデルの練習日記 2001年9月)

9月28日(金) 場所:北栄小学校
1.久しぶりに各パートが3人以上揃い、アンサンブルの練習が楽しくなりました。
このようなときは、指揮者はピアノの前で単に音取りに終始することなく、音楽表現・ア
ナリーゼの周辺・日本語の取り扱い(クロアチア語?)にも配慮して練習することが出来
ます。
 人数が少ないときは、4パートのいずれかの部分が欠落しやすく、そこを重点に音取り
すると、他のパートの待ち時間が長くなり、いわゆる濃厚な練習内容にならなくなるわけ
です。たくさんの方が歌うことはこんなところからもとても大切のことなのですが、指揮
者の力量・事務局体制を考慮すると今日のような練習状況は、とてもありがたいことと言
わなければなりません。
 シネコンサートも無事終了し、会場の入りは別として伴奏付きのミュージカル曲歌い心
地はいかがでしたか。短いステージでも「形」人数を集めて手を抜かないこと、これは依
頼を受けた人に対する責任でもあり、来てくれたお客さんとの今後のつきあいの持続を左
右させるものです。
 さて今度のステージは、秋の合唱祭です。まだ細かい要項が示されてはおりませんが、
時間が許せば、「運がよけりゃ」・尾崎喜八の詩から「天上沢」・「ウ・ヴォイ」の曲を
予定してます。10月に3度ほど曜日を変えて練習日を設定し、このステージにたとうと
思います。 どうかよろしくお願いします。

2.「天上沢」
 指定のテンポにはまだ届きませんが。この変拍子をどうわかりやすく振るか研究中です。
ユニゾンが多いので、特にオクターブのユニゾンに大きな欠陥を持つこの合唱団にはとて
もいい練習になります。自分のポリシーとして「音量を落とせ」とは一番いいたくない指
示です。のびのびと声高らかに、少々音がはずれても悠然と歌って発散し2〜3時間の共
通の時間を持つことこそ、この合唱団の目的のひとつだと思うからです。
 しかし、演奏会が近くなるとそうはいきません。先般の100人のピアニッシモのユニ
ゾンは非常に難しかった。人数が多くても少なくてもユニゾンは相当な技術が必要で声だ
けでなく耳もさらには同じ顔をして歌うことも必要になってくるわけです。
 時には、「声を飲み込む」といった極端な指示もとばさなければなりません。

3.「ウ・ヴォイ 」
 だんだん慣れてきてくれてます。ひとつの音に沢山の言葉が入っている。これは日本語
の曲にはあまり見られませんが、全部歌う必要は今ありません。一部頭の子音なり母音を
歌いながら歌の早さについていくことで、後から残りの言葉を追加する手段もあります。
一度に完全にしようとせず少しずつ進めてください。
 この曲が初めての取り組みの人約30%います。この状況の時、練習方法はちょっと難
しいことがありますが、初見の人は歌える人のそばに寄り添って「クロアチア語もどき」
を克服してください。

4.「赤とんぼ」
 日本語のニュアンスに多くの神経を注ぐ曲です。誰でも知っている日本語の歌でも指揮
者の独断の感覚だけを優先するか、自然にわき出てくる言葉のイメージにゆだねるのか迷
っていましたが、最近私が尊敬する方から次のような言葉をいただきました。
「歌を自分勝手な考え方で解釈し表現するのではなく、歌の持っているPureな心に自分の
気持ちを重ねて素直に表現する・・・」これで少し吹っ切れたよう気がしました。
 さて「赤とんぼ」の心っていったい・・・・・。
 また少しわからなくなりました。

5.「運がよけりゃ」
 暗譜の人もいてなかなかの出来で、1回だけ歌いました。

6.事務局より
 先日の全道合唱コンクールのお手伝いの御礼と国体合唱団のユニホームのサイズ取りの
確認がありました。

7.今日の参加者
Ten1 植地 高崎 津山 吉田
Ten2 及川 島中 中村
Bar 江本 柏木 杉浦 山本
Bas 朝倉 片倉 味呑 村上