コールブリューデルの練習日記 2001年5月)

5月11日(金) 場所:北栄小学校
1.野風増
 今日は思いの外人数が揃いました。 帯広のアンコール曲「野風増」の復習です。
 皆さんが歌いやすいようにと思いコーラス用に譜面を作ったのですが、よく確認しなか
ったため、
あちらこちらに間違いが続出し、訂正とお詫びのスタートでした。
 それでも、細かなリズムや歌詞をすぐ思い出してくれまして、音取りの時間も少なくて
すみ、アン
サンブルの練習入ることが出来ました。
 SOLOは高井さんにお願いすることにしました。
 この曲は1番2番3番とも同じ調子で歌うと、単調でつまらなくなります。テンポを変
えたり、音量
を落としたり、いろんな味付けをした方がいいのですが、この曲が持ってい
る基本のコンセプトはま
さに男の哀感でしょう。特に指示が無くても「唄心」が皆さんか
ら溢れてくるから指揮者は楽です。

 旅立つ自分の子どもの成長と喜び・別離の悲しみ、そして「酒」これだけで「人生」の
込み入った
説明はいらないでしょう。
 音楽は、「説明」や「解説」ではないから、感じたことを感じたままに吐露すればいい
のです。

 もし皆さんが、バラバラに表現しだしたら「江本」がアーダコーダと言いながら、まと
めることにな
ります。

2.合唱連盟に加入したことにより、合唱祭の出演を考えなければなりません。
 必ずしも出演しなくともいいのですが、人数が揃い、舞台で演奏を披露できる環境が整
えば、
7月7日のことも考えて、舞台に乗っておくべきだと思います。
 その感触を探りながら2〜3回の練習の中で結論付けたいと思います。それで、柳河風
俗詩の
1番と4番を候補曲として練習してきました。

3.柳河風俗詩  T 柳河
 今日はベースが充実していたので、今まで破たんしていたところが解消されてきました。
とにか
く通しの練習が出来ることはとても重要なのです。
 今まで指摘しなかったところp45 1段目2小節目クレッシェンドこれを忘れていま
した。

 p45 2段目4小節目の「H」のユニゾン p454段目2小節目上3声の「はは」の
2拍目8分音符
の「は」が聞こえないところ。p46バリトンのHmは正確に取りましょう。
特にSOLOが入るともっと取
りにくくなりますよ。ad.libゆうやけこやけの後は弱い4声
のPPの入りを狙ってます。


4.柳河風俗詩  W 梅雨の晴れ間
 出だしのベースはリズムをまちがわないこと。あしどりかろくのスタッカート極端に。
きつねろっぽ
うのアクセント位置の確認。はなみちのしたはもっと弱くしてもいいです。
つぎはしっかりFで下さい。
まるてんで音の上がる人がまだいますよ。
 「にっこう」に強烈な音量を指揮者は求めています。まわせまわせは相変わらず廻りま
せん。下2
声の健闘を期待します。
 みずをくみだせのバリトンのナチュラルFは非常に重要ですよ。たまりみずの「り」に
スタッカートが
付いているのをご承知か。
 だんだらまくから、4小節をワンフレーズを2回隠れたクレッシェンドデクレッシェン
ドを下3声もする
こと。
 問題は、52p下の段1小節目Sec.とBariの半音のぶつかりです。べにくまの所はすこ
し拍を喰う
つもりで下さい。

5.練習後、事務局の取組について、島中さんからいろいろ指摘がありました。 
 至らぬ所は事務局の反省とさせていただきます。いろいろ気がつかないことも多いと思
います
が、どんどん事務局に言ってきて下さい。
 それなりに誠意を持って対応しますので今後共によろしくお願いします。

6.今日の参加者
Ten1 植地 竈 高崎 津山 山田
Ten2 島中 濱田
Bar 江本 柏木 今野 杉浦 高井 山本
Bas 朝倉 飯塚 片倉 味呑 村上
こんなに来てくれました。うれしい!
5月13日(日) 場所:啓北コミセン
1.日曜日の練習でしたが、一部団員に連絡が不徹底でした。あらためて、事務局よりお
詫び申
し上げます。それもそうですが、日曜日の練習は、天気がいいと屋外の行事が行わ
れるので、参
加者が少ないことが予想されます。
 また今日は格別に抜けるような青空と真夏を感じさせる気温で、団員の多くは、町内会・
各種団
体の花見に駆り出されていることでしょう。それでも、何とかパートが揃いました。
有り難いことです。

 更に有り難いことに、テナーSOLOの川上君が来てくれました。彼が来てくれるとテナーが
一本に
なり締まります。練習がとてもやりやすくなります。
 今日は、柳河風俗詩との全部と優しき歌のSOLOある4番5番そして1番の練習をしました。

2.柳河風俗詩
 「柳河」は後半のSOLOとバリトンの音の変化がかみ合わないちょっと深刻な状況が露呈し
てきま
した。ある程度は予想していましたし、SOLOの付かない練習の時にもハモラなかった
のですが、
音の取り方ハーモニーの感じ取り方についてもう少し研究してみます。ここは、
他のパートも音が動
きますので、ハモリを感じ取り合いましょう。
 「紺屋のおろく」はでだしの所の音程とくに2段目の3拍子これがポイントです。はかた
は3拍ですよ。
最後のほんにほんにはやはり課題として残りました。
 「かきつばた」けぇつぐりの揃えがすこしよくなりました。三味線の2回目にはクレッシ
ェンドがない
のをお忘れなく。
 「梅雨の晴れ間」は、いつものポイントだけにの練習です。バリトンは例のみずをくみだ
せそのしたの
ナチュラルFが取れ出しました。後はその次の小節に旨く繋げることです。

3.優しき歌
 「優しき歌」はSOLOとの掛け合いに今ひとつ呼吸が合いません。何度か繰り返し練習して
いきまし
ょう。
 パートSOLOはいつも思うのですが、自分ならこんな風に歌いたいし、こんな表現でやらせ
て欲しい
みたいな主張が欲しいです。僕は、他の合唱団で歌うときは、一度はそんな主張を
試みます。その
後は、指揮者に当然合わせますけれどね。パートSOLOのときの他のパートの
Hmも決まりません。


4.今日の練習は指揮者にとってとても楽しいものであったので、あっというまの4時間で
した。皆さん
はどうでしたか。途中でKAWAIのキーボードの電池がきれて大事なところ「ま
た落葉林」の45小節目
からのピューモッソ、SOLOとの掛け合いの音取りが出来なくなりま
した。わずか5分で島中さんが買
ってきてくれました。近所には店はないはずだし一体どう
やってあの速さで買ってきてくれたかよく解
らない。ありがとう。
 合唱祭は、一応出演の方向でいけそうな感触をつかめました。このまま進めます。

5.今日の参加者
Ten1 植地 川上 津山 三浦
Ten2 島中
Bar 江本 柏木 杉浦 瀬上 高井 山本
Bas 片倉
5月17日(木) 場所:帯広市民文化ホール 第5練習室
1.指揮者はその時の歌い手の状況によって、ころころと指示内容を変えていくので、同じ
所をさっき
は「さらっとやれ。」と言った後で「ここはどんどん盛り上げましょう。」なん
て平気で言ったりするわけです。

 合唱団員ははさぞかし混乱されていることと思いますが、それを団員から指摘されると、
指揮者は、ここ
で脈絡のない言い訳をして、団員の顔色をうかがい、腹の中では、「そうい
われても、そう思うんだからや
ってもらうしかないなどとといって、指揮者の特権振りかざ
す元気もさらさらなく、己を慰め事に終始するば
かりで、そこに発生したわずかな「間」を
どう埋めようかとはらはらしてしまうけど。」うちの団員は皆さん優
しい方々ゆえにそんな
気の弱い指揮者の心境をすぐさま察知してくれ、スモッグがかかったような練習場
の雰囲気
を払拭するかのように、次には素晴らしい歌声を聞かせてくれます。

 しかし、ここからはすぐに指揮者の反撃が始まるのです。前にも増して歌い手に基本的に
は無理だろう
なんて思われるような表現を求めて、「それみろできないでしょ。と舌だした
りして・・・・・。」皆さん決して
私は、そんなこと思っていません。
 愛されるべき指揮者というものが、どの様なものか、常にその理想像を追い求めています
(笑)。


2.優しき歌  U 落葉林で
 今日はベースが充実していたので、優しき歌 「落葉林で」を久しぶりに練習しました。
音程の悪いとこ
ろが、たくさん露見しました。また音取りをしました。
 「風の音」の表現や、パートソロの時のHmの処理、エスプレシーボをどうきかせるか。
 テンポの通りゆっくり歌えるか、途中のクレッシェンドや長い音符を息切れしないような
体力等課題はあ
りますね。

3.野風増
 相変わらず楽譜の訂正ですが、最後のバリトンSOLOのところ1回目の「のふうぞ」のあと、
バスの音が
F♯になっていますが、これをDの音にして下さい。トップテナーにも指摘があ
りましたが調べてみました
けれど、どうやら譜面の通り で良さそうです。
 違っていたとすれば、その音を気がつかずにつらっとしていた指揮者の問題です。
 同じメロディー繰り返しが多いのですぐ覚えて下さいました。後は歌詞だけです。
 だいたい良いのですが、休符を待ちきれずに入ってしまういわゆるこらえ性のない方が少
なからずいら
っしゃることですね。
 あとは、エンディングのSOLOをもっと生かしましょう聞きましょう。そしてここは指揮者
の振りを見て下
さい。
 やり方はいつも違っています(笑)危ないですから、早く覚えてタイミングを合わせまし
ょう。


4.優しき歌  W また落葉林で
 再びべースのために「また落葉林で」30小節からの苦しいクレッシェンドと「しゅっぱ
つ」の所のアチェ
レランドの確認。
 それと5拍子の所の縦の線の合わせです。SOLOがないのは言い訳になりません。
 SOLOはテンポを自由に動かして朗々と表現してもらうことになります。コーラスはかちか
ちのリズムを
きざみたいのです。
 ピューモッソのHmはこまったね。SOLOの所のピアノを指揮者がしっかり叩けないのだから、
歌えるわ
けがありません。(今度はしっかり練習してきます)江本大いに猛省

5.チラシのゲラが出来ました。
 チラシを3.000枚印刷の予定です。24日のハロー演奏会に折り込みます。
 味呑団長と柏尾事務局次長にお願いすることにします。詳細は後日連絡します。

6.今日の参加者
Ten1 植地 高崎 山田
Ten2 及川 島中
Bar 江本 小林 杉浦 高井
Bas 朝倉 片倉 徳永 味呑 村上
5月25日(金) 場所:北栄小学校
1.今日は、セカンドがなんと3名になり、今期初めてと島中さんがたいそうに喜んでいま
した。

 実は、セカンドの音色の統一、バランスの点で江本は非常に困っていたのですが、合唱祭
もこれで何
とかクリアー出来そうな気配です。
 さて、今回の演奏曲も、何ヶ所かの「破たん」のおそれの所を残していますが、それらの
部分の重点
的な音取りから少しずつアンサンブルへと練習の内容を変化させてきているのを
お気づきの方も多い
と思います。人数がたくさん集まってくれるとこの傾向が強くなります。
 「音取りはいつでも、くりかえししますから、勝山さん、亀村さん心配しないで下さい。」
 音程、発声はコーラスの基本ですからそれらを中心にしながら、それに今度は言葉のメリ
ハリ、声色、
などを加えて、更に、音楽表現の3要素を駆使して音楽を作って行くわけです
から、江本の、ボディーア
クション・表情・目の動きがだんだん激しく、時には華麗に(笑)
またあるときはコミカルな踊りをします。

 それは、合唱団の方々をこちらの方に目を向けさせようと、必死になっている姿でもあり
ます。

 指揮を手による単なるカウントではなく、音楽そのものを体全体で表現しようと頑張って
みるのですが、
たいていうまくいきません。
 歌い手の反応も厳しいものです。それはきっと、演奏曲をまだ完全に自分のものにしてい
ないからか
も知れません。
 基本的な指揮法からあまりにも逸脱しているとも思います。
 そうは云っても、やっぱりチラッとでもいいから、楽譜の横からポイントの部分指揮者を
見て下さるとと
ても有り難い。
 テンポの速い曲などは、それをやっていると次に歌う場所を見つけられなくなる不安もあ
りますが・・・・・。

 どんな指揮者も、合唱団がこちらを見てくれると言うことを念頭おいて曲作りをします。
(人前にさらけ出すにはあまりにも恥ずかしい風貌に変化しつつある今日この頃ではありま
すけれど。)

 だから、私も演奏会では、暗譜して合唱団を見ながら・歌い手の表情を確かめなが ら指揮
をすることを一応のポリシーとしています。

 合唱団が唄っているとき、ひょんなところで(これは変かな?)指揮者を見たそのとき、
指揮者が譜面
台に顔を近づけてあれこれ模索しているようでは、失礼だと思うからです。
 自分も暗譜するから、皆さんもお願いしますよとの気持ちもないわけではあリませ んが、
ポイント以外、いままで合唱団に暗譜を強要したことがありません。(合唱団の方で暗譜を
敢行し
てくれた事がありました。これは嬉しかった。)いつも face to face といきた
いものです。

 言葉を心から歌い上げるコーラスは、作詞者の言葉のイメージと作曲家の曲(音符)が自
然になじん
でいくまで練習しないと、本当の音楽にはにはなりません。そこまでやると、き
っと楽譜を見ないでも歌
えるようになるのは当たり前です。
 この合唱団ではそこまで求めていません。演奏会近くになると、江本はいろいろ焦ること
も多く、それ
に増して指揮者が合唱曲の素晴らしさに自分勝手に酔って指揮しているようで
は、歌い手をリードでき
るはずもありません。
 オーバー・アクションも良いのですが、指揮者がいとも冷静に淡々と振っているのに、そ
れを敏感に合
唱団が反応して表情豊かに、音楽を的確に表現する、これが理想でしょう。

 今日は、私の独り言を掲載しました。論拠の乏しさ・数々の矛盾をお許し下さい。

2.チラシ・チケット出来上がりました。配付始めています

3.今日の参加者
Ten1 植地 勝山 亀村 高崎 三浦 吉田
Ten2 島中 中村 平岡
Bar 江本 柏尾 小林 今野 山本
Bas 朝倉 飯塚 片倉 味呑
5月27日(日) 場所:啓北コミセン
1.日曜日の練習ですので、パートが揃うか懸念されました。何とかなりました。ほんとに
忙しいのにあ
りがとうございます。
 今日の主眼はテナーの新人(2名といっても年齢は?ですが)の重点的な音取り、でした。
 各曲のポイントを中心にしました。新たにここで書き加えるところはないのですが、「優
しき歌」15p16
小節から17小節の移行・16p25小節から32小節までのHm19p
97小節下2声のユニゾンを特にしつ
こくしました。

島中さんが、柳河を訪れるそうです。
私も、柳河に特別な関心を持っていますが、未だにそこに旅する機会を持てずにいます。
色々見てきてもらいたいこともありますが、滞在時間が短いとのことでした。


 T柳河 の中で「あれはとなりのままむすめ」の歌い方を江本は陰口をきくような、小馬
鹿にするような、
不幸な境遇をからかう感じで表現して下さいといいました。
 疑問に思うかも知れませんが、それが、この柳河の地方性だという事を北原白秋は「思い
出」の中で書
いています。
 だから、江本は、つぎの45p3段目の3小節目、おそくかなしくを、詩人の心情として
「極端」と思われる
くらいの感情を震わせて、歌い上げて欲しいと思っています。
 
 詩の解釈は、合唱曲の解釈とずれていく場合があります。単に言葉のアナリーゼをするの
は好みません。
音楽は音楽、文学は文学です。「人間」を本質的に表現することに変わりは
ありませんがそれぞれ捉えよう
とする手段や方向性が違っています。

曲の解釈論はいつでもやりたいのですが、いかんせん時間がありません。

2.今日の参加者
Ten1 植地 勝山 亀村 吉田
Ten2 島中
Bar 江本 杉浦 高井 山本
Bas 片倉 (一人でがんばりました)
5月31日(木) 場所:帯広市民文化ホール 第5練習室
江本さんがお休みのため植地さんが代筆

1.「夜の歌」
 アンコールの1曲に加わったようなので一通り音取りをしました。リズムのずれるところ
をやりました。


2.「野風僧」
 とりあえず 通して歌えるように練習しましたがやはりリズムと休符の待ちが引っかかり
ました。

 歌詞の違いを発見しましたB’で 「男の遊びで飲みたいものだ」が違って書かれていま
したが 意図して
変更したのでしょうかとの質問が出ました。

3.柳河風俗詩  T 柳河
 ベース・バリトンのアタックを揃える練習をしました。最後のバリトンの動くハミングも
練習しました。


4.柳河風俗詩  W 梅雨の晴れ間
 52ページから53ページへの展開を中心に音の確認をしました。

5.今日の参加者(見学者 1名ありました)
Ten1 竈・高崎・山田・植地
Ten2 及川
Bar 杉浦・小林・山本・高井
Bas 村上・朝倉・片倉・味呑